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Microsoft Fabric導入支援とAzureデータエンジニアリング

Microsoft Fabric導入支援とAzureデータエンジニアリング。OneLake、Data Factory、SynapseからFabricへの移行、Purviewによるガバナンス、企業データでのAzure AI活用まで対応します。

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01

継ぎ足しではなく、設計された1つのMicrosoftデータ基盤

Microsoftを使う組織の多くは、データ基盤を一度に選んだわけではありません。あるプロジェクトで作ったAzure Data Factoryのパイプライン、別のプロジェクトのSynapseワークスペース、基幹業務アプリの裏にあるAzure SQLデータベース、そしてその上にPower BIがある、という状態です。Microsoft Fabricはこれらを1つのストレージ層を持つ1つの製品にまとめますが、移行を計画して進めなければシンプルにはなりません。

当社のMicrosoft Fabric導入支援とAzureデータエンジニアリングサービスは、その両面をカバーします。適した領域ではFabric上で新たに構築し、すでにお使いのAzureサービスは運用、チューニング、移行を行います。作業は貴社のテナントとサブスクリプション内で行い、貴社のセキュリティモデルに従い、貴社のチームが運用できるパイプラインとモデルをお引き渡しします。

当社の業務の多くは、製薬・ライフサイエンス企業のチーム向けです。創業者のHarsh KhubchandaniはZSで製薬企業のコマーシャルオペレーション・コンサルティングに携わってきたため、営業部門や患者サービス部門が実際に使うデータとレポートを軸に基盤を設計します。取り組みの中心がPower BIであれば、Power BIコンサルティングのページをご覧ください。

02

Microsoft FabricとAzureで構築するもの

  • Fabricのレイクハウスとウェアハウス

    OneLakeを単一のストレージ層とし、エンジニアリング作業にはレイクハウス、SQLユーザーにはFabricウェアハウスを用意して、ドメインとワークスペースごとに整理します。

    • ワークスペースとドメインの設計
    • レイクハウスとウェアハウスのモデリング
    • 可能な限りコピーではなくショートカットとミラーリングを活用
  • Data Factory(FabricとAzure)

    Fabricのパイプライン、Dataflow Gen2、コピージョブ、またはすでに導入済みのAzure Data Factoryを使い、すべてのソースでパラメーター化・監視されたロードを実現します。

    • メタデータ駆動のパイプライン
    • 増分ロードと変更ベースのロード
    • 障害アラートと再実行ロジック
  • Fabric上のPower BI

    OneLakeのデータ上に直接セマンティックモデルを構築し、重い更新スケジュールなしでレポートが最新データを読み込めるようにします。

    • Direct Lakeセマンティックモデル
    • ロール別の行レベルセキュリティ
    • デプロイパイプライン
  • Purviewによるガバナンス

    Fabric内の検索にはOneLakeカタログを、テナント全体の分類、秘密度ラベル、データ損失防止にはMicrosoft Purviewを使います。

    • 規制対象データへの秘密度ラベル
    • ソースからレポートまでのリネージ
    • ワークスペースロールとアクセスレビュー
  • 自社データでのAzure AI活用

    Microsoft Foundry(旧称Azure AI Foundry)とAzure OpenAIのモデルを使い、場当たり的な抽出データではなく、ガバナンスの効いたデータに基づくAIユースケースを構築します。

    • 書類の抽出と分類
    • 管理されたデータに対する質問応答
    • 展開前の評価
  • Azureデータサービス

    Fabricへの移行がまだ割に合わない場合は、Azure SQL、Synapse、Data Factoryの環境をレビューし、チューニングして安定稼働させます。

    • パフォーマンスとコストのレビュー
    • セキュリティとネットワークの確認
    • どこで何が動いているかの文書化

03

Azure SynapseからFabricへの移行

唯一の正解となる移行方法はありません。現在のSynapseワークスペースが何を担っているかによって変わります。

  • 専用SQLプールはFabricウェアハウスへ移行します。MicrosoftはFabric内に移行アシスタントを用意しており、DACPACまたは直接接続からスキーマを変換し、手動修正が必要なオブジェクトを示します。その後、Fabric Data Factoryでデータをコピーします。
  • SparkワークロードはFabricのレイクハウスとノートブックへ移行します。通常、コードの変更はわずかです。
  • SynapseとAzure Data Factoryのパイプラインは、ソースごとにFabric Data Factoryへ再構築または移行します。
  • Power BIレポートは接続先を切り替え、効果がある場合はDirect Lakeで再構築します。

移行中は新旧の出力を並行稼働させ、突き合わせが済むまで何も停止しません。当面はAzureサービスのままにしておいた方がよい環境もあり、その場合は率直にお伝えします。

04

製薬・ライフサイエンス企業でのFabricとAzureの活用領域

コマーシャルデータ:処方・販売のシンジケートデータ、CRMの活動データ、テリトリー割り当てをOneLakeでモデル化し、Power BIでレポート
スペシャルティファーマシーとハブのデータ:ベンダーファイルをData Factoryのパイプラインで取り込み、遅延・重複・不完全な納品をチェック
HCP・HCOのマスターデータ:CRM、営業、SPのデータすべてが結合できる、処方医と取引先の単一マスター
匿名化された患者レベルデータ:Purviewのラベルとワークスペースのセキュリティでアクセスを絞り込んだ、請求データと患者ジャーニーの分析
既存のSnowflakeやAzure Databricksのデータ:FabricでOneLakeにミラーリングまたはショートカットでき、別のコピー用パイプラインなしでPower BIユーザーが参照可能

05

事例紹介:患者アクセスレポート

あるスペシャルティ医薬品の提供企業では、ソース間でIDが一致しないまま、患者アクセスレポートを毎サイクル手作業で作り直していました。当社はクリーンなIDとMDM構造を整備し、ケースのパイプラインを自動化し、レポートとダッシュボードを標準化しました。手作業は60〜80パーセント削減され、レポートは安定して運用されています。Microsoft環境であれば、同じ仕組みはData Factoryのパイプラインが管理されたマスターとFabric上のPower BIモデルにデータを供給する形になります。

06

プロジェクトの進め方

現状評価

AzureとPower BIの環境を整理します。何が動いていて、費用はいくらか、誰が使っていて、何が壊れているかを把握します。

設計

構築に入る前に、目標アーキテクチャ、ワークスペースと容量の計画、セキュリティ、移行の順序を合意します。

構築または移行

パイプライン、レイクハウス、ウェアハウス、セマンティックモデルを、テストと監視を伴ってソースごとに導入します。

突き合わせと切り替え

レポートと出力を現行のものと比較し、一致した場合にのみ切り替えます。

引き渡しとサポート

貴社チーム向けのドキュメントと説明を行い、ソースや容量の要件が変わっても継続的にサポートします。

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データの取り扱いについて

データ共有の前にNDAを締結
貴社のMicrosoftテナントとAzureサブスクリプション内で構築
作業上可能な限り匿名化データを使用
保護対象医療情報(PHI)は貴社のBAA(Business Associate Agreement)のもとでのみ取り扱い
第三者データはライセンス条件の範囲内で利用

08

Microsoft FabricとAzureに関するよくある質問

Microsoft Fabric導入支援には何が含まれますか?
ワークスペースと容量の設計、OneLakeのレイクハウスとウェアハウス、Data Factoryのパイプライン、Power BIのセマンティックモデル、Purviewによるガバナンス、Synapseや他のプラットフォームからの移行です。ほとんどのプロジェクトは、現在のAzureとPower BI環境の評価から始まります。
Azure SynapseからFabricへ移行すべきですか?
多くの場合は移行が有効ですが、必ずしもすぐにとは限りません。Fabricは管理するサービスの数を減らし、Power BIとの連携も密接です。Synapse環境が安定していて大きくカスタマイズされている場合は、段階的な移行や当面の現状維持の方がよい判断となることもあります。
Fabricを使う場合もAzure Data Factoryは必要ですか?
FabricにはパイプラインやDataflow Gen2、コピージョブを備えた独自のData Factoryがあるため、新規の作業は通常そちらで行います。既存のAzure Data Factoryのパイプラインは、順番に移行する間も稼働を続けられます。
OneLakeとは何ですか?
テナント全体で使うFabricの単一ストレージ層です。Fabricのすべてのアイテムはオープンなデルタ形式でここにデータを保存し、ショートカットとミラーリングにより、他のクラウドやプラットフォームのデータを再コピーせずに参照できます。
自社データでAzure OpenAIを安全に使えますか?
はい、注意を払えば可能です。Microsoft Foundryを通じて貴社のAzureサブスクリプション内に構築し、ガバナンスの効いたデータに基づいて回答させ、可能な限り個人を特定できるデータをプロンプトに含めず、利用前に出力を評価します。
Microsoftのパートナー企業ですか?
当社は独立系のコンサルティング会社であり、ベンダーとのパートナーシップや認定資格を名乗ってはいません。貴社のテナント内でMicrosoft FabricとAzureを使って構築し、貴社の環境に合ったものをご提案します。

09

関連サービス

レポート層についてはPower BIコンサルティング、Azure Databricksをお使いの場合はDatabricksコンサルティング、あらゆるプラットフォームでのパイプライン構築はETLサービス、ブランドチーム向けにその上で構築するものについては製薬コマーシャルアナリティクスをご覧ください。

現在のMicrosoftデータ環境についてお聞かせください

お使いのAzureサービスとレポート、うまくいっていない点をお知らせください。Fabricの適否、移行の順序、着手点についての見解をお返しします。

通常1営業日以内に、コンサルタントからご返信します。

本記事はデータ管理・エンジニアリングハブの一部です。まずはこちらをご覧ください: データ管理サービス.

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